陣馬山から高尾山へ縦走!ジオグラフィカに救われ事無きを得る!
今回の山行(陣馬山から高尾山への縦走)はここ、陣馬高原下バス停からスタートです。
バス停にはとてもきれいな公衆トイレがあります。この先、陣馬山頂まではトイレがありませんので、ここで済ませておきましょう。
バス停からすぐ、陣馬高原下の道標がある分岐は右へ進みます。
登山道入り口までアスファルト道を進みます。
アスファルト道を10分ほど歩くと「陣馬山新ハイキングコース」の入り口があるので、左側の未舗装路へ進みます。
しばらくは根っこだらけの杉の樹林帯を登っていきます。たまに急登がありますが、全体的には登りやすい登山道だと思います。
杉の木立はみんなピーンと背筋を伸ばして立っています。
途中から植生が変わり、広葉樹が増えてきます。広葉樹林帯になると空が開けている場所が多くなって、そこから見上げる青空が気持ち良いですね。
ここまでくれば、陣馬山の山頂まであとちょっとです。
陣馬山頂(標高857m)に到着です。
『陣馬山』のシンボル、白馬のモニュメントが迎えてくれました。
陣馬山頂から神奈川丹沢の大山を望む。
こちらは大菩薩嶺方面ですが、雲の中で山並みは見えず。
陣馬山頂を後にして先へ進み、奈良子峠、明王峠、底沢峠と3つの峠を通過します。
3つの峠を通過した後に『堂所山』というピークがあります。距離の長い縦走なので、いつもはまき道を使い登らない山なのですが、今回は杉の木立に導かれるように登ってみることにしました。
堂所山(標高733m)の山頂に着きました。
山頂標識の両側にベンチがあるだけで、どの方角も眺望はありません。
山頂の様子に少しガッカリしながら、縦走路に戻ろうと山頂から続いている道を進んでいるとき、ふとジオグラフィカ(Geographica)が気になり、現在地を確認しました。ジオグラフィカとは、山行の時にいつも使っているGPS地図アプリです。
するとどうでしょう!
縦走路へ戻る分岐は、来た道を少し戻ったところにあることに気が付きました。
このまま気が付かずに進んでいたらと思うと…。
思い込みというのは本当に恐ろしいですね。
ジオグラフィカのおかげで無事に縦走路に戻ることができ、ほどなくして『景信山』に到着しました。
景信山からの眺めは素晴らしい!
写真だとわかりづらいけれど、真正面に狭山丘陵にあるメットライフドームが見えます。
景信山から小仏城山へは、小仏峠を通ります。
その小仏峠には「たぬき」の置物があるのですが、何か由来のようなものがあるのでしょうか。
小仏峠から軽く登り返すと『小仏城山』に到着です。
小仏城山にはたぬきではなく、木彫りの天狗がいます。そして天狗と山頂標識の向こうに見えるのが、縦走最後の山『高尾山』です。
小仏城山には、「城山茶屋」と「春美茶屋」という2軒の茶屋があるのですが、この日は珍しく2軒とも営業しておりませんでした。
あったかい「なめこ汁」が飲みたかった…
(以前、飲んだなめこ汁の写真ですが…)
小仏城山から高尾山までは、良くも悪くも整備された登山道を進みます。
途中、先日の台風の影響で倒れた木があり迂回させられたり…
どこまでも続きそうな木段を登ったり…
道端に咲く花などを眺めたり...
奥高尾を堪能しながら歩いていると、賑やかな声が聞こえてきました。
そうです。ミシュラン三ツ星の高尾山頂に到着しました。
平日にも関わらず、やはり大勢の人で賑わっていますね。
わたしの後ろ側には遠足と思われる小学生の集団がいます。
下山は、混雑している1号路を避け、ケーブルカーの高尾山駅少し手前から、蛇滝コースで下りることにしました。
実はこのコースを通るのは初めてです。
オオスズメバチ営巣中のポスターにビビったり…
まあまあ揺れる吊り橋「みやま橋」にビビったり…
手のひら2つ分より長いミミズにビビったり…
蛇滝は水行道場になっているらしく見ることができなかったけれど、歩く先の道が蛇のようにクネクネしていたり…
初めて通る道にドキドキしっぱなしで旧甲州街道に出ました。
蛇滝口バス停にて、縦走終了です。高尾駅へ帰りましょう。
そうそう。
高尾山に来た時には必ず買っている『天狗焼き』も忘れずに購入しましたよ。
天狗焼きの素晴らしさは、こちらの投稿をどうぞ。
最後に、ジオグラフィカでのトラックログと集計情報を参考にどうぞ
いやぁ、たくさん歩いて疲れた...
ではでは。